まだゼロカット知らないでFXやってるの?

海外業者だけのゼロカット

海外業者だけのゼロカット

FXには知らなければ、危険な取引環境になってしまうのにも関わらず、誰も教えてくれないことがあります。

その代表格が、ゼロカットです。

FXが危険という印象は、このゼロカットを知ればなくなるでしょう。

FX取引において、初心者のことをこれまで数々救ってきたゼロカットについて書いています。

それでは読んでいきましょう。

そもそもゼロカットとは

FX初心者の方にとって、ゼロカットという仕組みはあまり聞き覚えのない方が多いのではないでしょうか?

FX初心者の方にもわかるように、ゼロカットを説明していきます。

FXには、損失を防ぐため強制決済システムが2種類あります。

ロスカットとゼロカットの2種類です。

多くのFX初心者は「ロスカットなら知っている。」という方が多いですよね。

なぜならロスカットは、国内FX業者が採用しているシステムなので聞いたことがあるのでしょう。

ロスカットとは、証拠金が一定のラインを下回ったら強制的に解約になるシステムのことを言います。

この一定のラインですが、一般的には証拠金の50%で設定されている会社が多いです。

証拠金が50%を下回った段階で強制決済(ロスカット)がされます。

一方、ゼロカットですが、強制決済されるという点は同じです。

ただ、強制決済されるラインが異なります。

ゼロカットの強制決済ラインは証拠金の0%になります。

つまり証拠金がゼロになった時点で強制決済されるわけですね。

このロスカット、ゼロカットにはそれぞれメリット、デメリットがあります。

ロスカットのメリットは、証拠金が一定のラインで守られることです。

しっかりロスカットが機能すれば証拠金は、通常、証拠金は1回の取引で50%を下回ることはありません。

ロスカットのデメリットですが、相場急変時にはロスカットが間に合わないことがあることです。

 

このことについては後ほどの章で詳しく説明します。

ゼロカットの主なメリットは2つあります。

ゼロカットの1つ目のメリットは、ロスカットに比べて、強制決済ラインが圧倒的に低いことです。

強制決済のラインが圧倒的に低いので強制決済されることなく、長い間、取引出来ることはメリットですね。

特に相場急変時だと、強制決済ラインが50%の場合、瞬間的に強制決済ラインを下回ってしまうことがあります。

その後、相場が戻っても、強制決済になってしまっていては後の祭りです。

ゼロカットならば、強制決済ラインが証拠金の100%になるのでロスカットに比べて長く取引出来ることがメリットになります。

ゼロカットの2つ目のメリットは、相場が急変しても、損失は証拠金の残高で収まることです。

これについては次の章で詳しく説明します。

ゼロカットのデメリットは、ロスカットに比べ損失が大きくなりやすいことです。

最大損失が証拠金の残高になるので、ロスカットに比べ大きな損失を負うことになります。

例えば証拠金10万円でロスカット50%の場合の損失は、5万円になります。

しかしゼロカットは証拠金の10万円全額がなくなるまで強制決済されません。ゼロカットがないFX業者を使うよりかは状況はマシですがね。

この章では、ゼロカットについて説明していきました。

このゼロカットですが、過去の相場急変時に多くのFXトレーダーを救ってきました。

次の章でゼロカットがFXトレーダーを救ってきた事例について説明します。

ゼロカットがたくさんのトレーダーを救ってきた

この章では、ゼロカットが多くのトレーダーを救ってきた事実について説明します。

ゼロカットが、圧倒的な力を発揮するのは「相場急変時」です。

2008年のリーマンショックや2015年のスイスフランショック、2018年のトルコリラショックのような時が当てはまります。

これらの相場急変時は、相場が急激に下落してしまったのでロスカットが間に合わなくなってしまったことが続出しました。

ロスカットが間に合わなくなってしまうとはどういうことかというと、強制決済ラインに到達しても決済されないということです。

つまり証拠金の50%を強制決済ラインとすると相場の動きが急すぎて50%のラインで損切りが出来ない状況のことをいいます。

ロスカットは通常証拠金の50%で損失は抑えられますが、この場合、FX会社は出来るだけ高いところで約定をさせようとします。

50%、 40% くらいのところで約定すればまだいいですが問題は残高がマイナスになってしまうことです。

通常の相場状況であれば、いきなり残高がゼロになるほど急激に動くことはありません。

しかし、リーマンショックやトルコリラショックなどが起こるとみなさんご存じだと思いますが恐ろしい値動きをします。

下手をすれば一1時間で、ドル円で10円動くこともあります。

ロスカットが間に合わず残高がマイナスになるとは、わかりやすくいうと借金を背負ってしまうことです。

ロスカットを採用している国内FX業者の約款には、ロスカットが間に合わない可能性がある旨を書いていますが、多くの投資家は、細かく約款を読んでいないと思います。

ロスカットが間に合わないことがある事実を知らずに借金をしてしまい全国津々浦々いろいろなところで裁判が今も起こっています。

一方、ゼロカットは、証拠金がマイナスになってしまうことはありません。最大損失は証拠金で収まります。

このことは多くのFXトレーダーに安心を与えました。

相場急変はいつ起こるかわかりません。

ロスカットの場合は、いつでも借金を背負うリスクがあると言い換えることが出来ます。

レバレッジが高いと、よりリスクは高くなります。

国内のFX業者の最大レバレッジが低くなったのは、このロスカットに大きな原因があります。

ロスカットが間に合わず多額の借金を背負う人が多くなったことを金融庁が問題視したのです。

ゼロカットは、どんなにマイナスになっても証拠金の残高で済むメリットがあります。

またFXは証拠金が少ない場合やレバレッジが高い場合リスクは当然高くなります。

追証が発生する可能性が高くなり、あっという間にロスカットの適用になってしまうリスクもあるのです。

その点ゼロカットは、追証の概念がないので少額での取引であってもある程度安心して取引をすることが出来ます。

なぜ国内FX業者にはないのか

投資家にとっては非常に心強いゼロカットですが、なぜ国内FX業者にはないのでしょうか。

それは国内FX業者が悪いわけではありません。

法律で禁じられているのです。

金融法では、損失補てんという行為を禁じていることが関係しています。

そもそも金融法(きんゆうほう)とは、金融関係を規律する諸法令を包括的に指し示す講学上の概念のことを言います。

また、損失補てんとは、顧客の出した損を金融機関が補てんしてしまってはいけないこと言います。

この損失補てんにゼロカットはあたってしまうという考え方なのです。

ゼロカットは、本来顧客が負うべきマイナス残高をカバーしてくれる仕組みですよね。

この本来顧客が負うべきマイナス残高を金融機関がカバーしているという考え方になるので国内FX業者は、ゼロカットの採用が出来ないのです。

実際にはゼロカットを採用してもFX業者が損をすることはありません。しかし概念上、損失補てんにあたってしまうという考え方になるので国内FX業者はゼロカットの採用が出来ないのです。

ゼロカットを使ったトレード手法

この章では、ゼロカットを使ったトレード手法について2つ紹介します。ゼロカットは
ハイレバレッジと相性が良いです。

スキャルピング

FXには、スキャルピングという手法があります。

そもそもスキャルピングとは何でしょうか?

こう言われると答えに困ってしまうFX初心者の方は多いのではないでしょうか。

FXにおいてのスキャルピングとは、利益を薄く何度も取っていくという意味です。

FXにおいてのスキャルピングとは、1分足などの短い時間軸のチャートを使い、数分間で取引を確定させ、何度も売買するトレード手法です。

早いトレードだと1分かからずに取引を確定させます。

当然1回あたりの利益は少なくなるので何度もエントリーしていく必要があります。

このスキャルピングは、ハイレバレッジ+ゼロカットと非常に相性がいいです。

入金金額が少なくてハイレバレッジで取引をすると、ロスカットの場合は頻繁にロスカットされてしまいます。

しかしゼロカットならば取引金額が「0」になるまで取引が出来るのでロスカットよりも長い時間取引が出来ます。

長いといっても相場が予想の逆に動けばそんなに長い時間持ちません。

しかしスキャルピングは短い時間で利益を取っていく手法なので、ハイレバレッジ+ゼロカットと相性がいいのです。

またスキャルピングは、何もハイレバレッジ+ゼロカットがなくてもおすすめ出来る取引手法です。

スキャルピングをおすすめする理由は、スキャルピングは保有時間が短いことにあります。

トレードはエントリーして決済をしては初めて完結します。エントリーしてポジションを保有している間は、取引が完結していない不安定な時間なのです。

この不安定な時間に相場急変があったらどうでしょうか?

今までの利益がすべて吹っ飛ぶ可能性はあります。取引時間が短くて済むことは大きなメリットなのです。

海外FXでしかできない、ハイレバレッジとゼロカットをうまく利用してスキャルピングで利益を出しましょう。

また経済指標を使うこともオススメです。

経済指標を利用する

これは、少しギャンブルの要素が強いですが個人的には超おすすめの手法です。

経済指標とは、アメリカ雇用統計のように国の重大な経済の指標のことを言います。

経済指標が発表された直後は、相場は大きく一方方向に動く傾向があり、加えて経済指標の発表は事前におおかた予想できてしまうのです。

この経済指標をハイレバレッジ+ゼロカットでうまく活用すると、利益を出すことが出来ます。

やり方は、

・元手資金は極力少なくする。(おすすめは10,000円)

・経済指標が発表される直前にフルレバレッジでエントリーする

・経済指標が発表された後、予想通り動いたら即利益確定。

外したらゼロカットにかかる。

という風になります。

リスクは10,000円なくなる可能性があることだけです。

もしレバレッジ1、000倍にして1ドル100円の時に10,000円で取引した場合、101円になれば利益は100,000円取れます。

完全にギャンブルにはなりますが無くなっても問題ない資金であればおすすめ出来る手法になります。

以上のようにハイレバレッジ+ゼロカットの組み合わせはリスクを少なくして大きな利益を狙える取引をすることが出来ます。

ハイレバレッジでトレードをする3つのメリットとは?

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