FX初心者が読むべき本

FX初心者に必読の本を紹介

FX初心者に必読の本を紹介

どの本がFX初心者にオススメなのか。多くのFX初心者が知りたいことであろう。

日本には数多くの投資の本があり、FXだけでも数は非常に多い。

それだけに、どの本が正しいのか判断することは難しい。

この記事では、世界を渡り歩くFXトレーダーの私がオススメの本を10冊紹介していく。

悩みに悩んで、選抜した10冊なので読み応えはあるだろう。

それでは、ぜひ読んでくれ。

FX初心者向けの本を一挙紹介

この章では、FX初心者の方におすすめの本を5冊紹介していく。

FX初心者の方がFXの本を選ぶ時のポイントは「分かりやすさ」と「図解が多いこと」、「勝つことよりも負けることについて詳しく書いてあること」の3点だ。

FX初心者の方が、いきなり難しい専門書で勉強しようとすると必ず挫折することが多い。

また図解が多くないと理解が難しくなる。

そしてFXは、リスクなく大儲け出来る、FXは簡単、など調子のいいことばかり書いてある本は信用できない。絶対に。

FXは負けることが重要な取引だ。いかに負けの損失を少なくして、利益を大きくとるかが重要になる。

しっかり負けることについて書いてある本でないといざ実際にFXを始めた時悲惨な思いをします。

この章では、「分かりやすさ」「図解が多いこと」「勝つことよりも負けることについて詳しく書いてあること」のポイントを押さえているFX初心者におすすめの本を紹介していく。

・一番売れてる投資の雑誌ザイが作った「FX」入門

ザイFX!編集部 (著), 羊飼い (著)、2009年3月27日発売)

FX初心者の方に、最初に紹介するのが、「一番売れてる投資の雑誌ザイが作った「FX」入門」だ。

この本は、投資専門雑誌「ザイ」とFXトレーダーの間で有名なブロガーの羊飼いさんの共著。

発売は2009年と少し古いが、FXについてとても分かりやすく書いてある。FX初心者が1冊目に読むべき本であろう。

この本の最大の特徴は、FX初心者の方にもシンプルに分かりやすく書いてあることだ。

FXの概要やファンダメンタルズ分析、テクニカル分析について分かりやすく説明してある。

またこの本は、FXの用語がわからないときの辞書代わりとして使うこともできる。

ファンダメンタルズ分析とは?

経済の基礎的要因を分析する事で相場の方向性を予測する分析手法。 FXにおけるファンダメンタルズ分析とは、各国の政策金利動向や経済指標、要人の発言などがあり、中長期的なトレードに適した分析方法。

テクニカル分析とは?

チャート分析とも呼ばれ為替相場の動向をチャート(グラフ)によって分析する手法の。相場の基本的な方向性はファンダメンタル分析で、売買のタイミングを測るのはテクニカル分析で行うというのが一般的。

しっかり儲けるFX入門

今井 雅人/酒匂 隆雄 (著)2007/10/31)

外為オンラインの担当者が書いた本だな。「FX入門」とあるが、外国為替取引の基礎から説明してくれている。

FXだけにとどまらず、為替取引の基礎的なことを知りたいにもオススメだ。

この本の最大の特徴は、カラーの図解で非常にわかりやすいこと。

FXについて全く知らない人でも、読み進めていくことができるだろう。

元メガバンク為替ディーラーが教えるFX超入門講座

(鈴木拓也(著)2018/9/2)

著者は、元メガバンクの為替ディーラーの経験がある方。

FXの入門書ですが「金融リテラシー」の大切さから教えてくれる本だ。

金融リテラシーとは、金融に対する知識のことで、日本人は欧米人に比べ金融リテラシーが低い。

しかし、この金融リテラシーを上げないとおかねはいつまでも殖えないのだ。

FXに限らず投資の重要性について説いている本で、投資全般に興味ある方にもオススメできる。

FXチャート最強実戦集 まずは副業で月10万! 単行本 – 2018/7/13

野田しょうご (著), 小林昌裕(副業アカデミー代表) (監修)

FX初心者におすすめの4冊目はテクニカル分析について説明している「FXチャート最強実践集 まずは副業で月10万びっくり単行本」だ。

テクニカル分析というと、FX初心者の方にとってはとっつきにくいイメージがあるかもしれない。

FXで勝つためにはテクニカル分析の知識は必須だ。

この本は、図を豊富に使い問題形式でFXに必要なテクニカル分析について説明してくれている。

とっつきにくいテクニカル分析も理解しやすい本だ。

為替相場の分析手法―プロが教えるマーケットの読み方 単行本 – 2012/9/1

シティバンク銀行 (著)

FX初心者の方におすすめの最後の5冊目は、ファンダメンタルズについて書かれた「為替相場の分析手法-プロが教えるマーケットの読み方」だ。

シティバンク銀行の担当者が書いた経済指標などのファンだメンタルズの重要性についての本になっている。

少し難しい内容になりますが、初心者の方でも十分読むことは可能だ。

ファンダメンタルズ分析はテクニカル分析に並んでFXでは必須の知識になるので是非読んでみてほしい。

この章では、FX初心者の方におすすめの本を5冊紹介した。

どれも非常に読みやすい本ばかりだ。

ただ初心者向けの本を読んだだけでもFXで勝てるようにはならない。

次の章では、FXの基礎の勉強が終わった後に読むべき実践的な本を5冊紹介する。

基礎が分かってから読みたい戦略本

前の章ではFX初心者の方に、おすすめの本を5冊紹介してきた。

紹介した本はどれもシンプルに書かれている。だからFX初心者で、全くFXについての知識がない方でも十分読み進めていくことは可能だろう。

この章では、初心者向けの本で基礎について一通り理解できてから読むべき本を紹介する。

1冊目の本で、FXの基礎知識をつけ、戦略的な本を読めばFXで勝つ可能性は大きく上がるだろう。

▼デイトレード オリバーベレス
著者:オリバーベレス2002/10/19

一冊目に紹介するのが、オリバーベレスのデイトレードだ。

この本はFXの投資手法というよりもFXを行う上での心構えについての本だ。

FXで稼ぐには、メンタルの重要性が1番に挙げられる。

この本で、FXで稼ぐためのメンタルについて知るべきだ。

▼マーケットのテクニカル分析
著者:マーフィージョン·J (2017/11/12)

この本を読んで内容をしっかり理解することが出来れば、FXのテクニカル分析について学ぶことは、ほとんどなくなる。

それほど、テクニカル分析をする上で、誰しもが読むべき本だ。

マーフィージョンJは、テクニカル分析の世界的権威で、1980年代に発売されたテクニカルアナリシスオブザフューチャーズマーケットは大反響を呼んだ。

今から30年以上前の本だが、今読んでも古めかしさはない。

というか、為替の動きの法則性は50年前も100年前も同じだ。

マーケットのテクニカル分析は、FX初心者の方がいきなり読むには難しい。

ただ、初心者向けのテクニカル分析の本を1冊読んだ後であれば、十分理解できる本だ。

▼タートル流投資術
カーティス·フェイス2007/10/17

タートルとは、ある投資集団のこと。

今から約30年前に、シンガポールのタートル牧場みたいにトレーダーを育ててみよう!

というコンセプトで始まった投資集団のことだ。

トレーダーを育成することは可能か否かについて検証するために、発足されたわけだ。

2週間のプログラムを終えた受講生は100万ドルの口座を与えられ市場に参戦し大勝したことも伝説になり、このタートルの投資手法は、決して公開してはいけない鉄の掟になっていた。

しかし、この非公開のタートルの投資手法について初めて解説された本がこれだ。

内容は少し難しいが基礎的な知識があれば、十分理解できるだろう。

▼ファスト&スロー
著者:ダニエル·カーネマン(2014/6/20)

私は、この本を初めて読んだとき非常に衝撃を受けた。

人の判断はいかに誤った認識に基づいて下されているかについて容赦なく説明しているからだ。

自分の判断を決めるのは誰なのか?

当然自分で判断することだが、人はその判断を下す時、外部から影響をいかに受けて決断を下だしているかについて書いている。

つまり人間の思考はいかにあいまいなものであるかが、この本でわかる。

FXで勝つためには判断力は必要不可欠な能力だ。

その判断力を決める要素を知ることは、FXで勝つうえで非常に参考になる。

いくつかFXの本を読んでみてから、この本も読んでみてほしい。普段の生活にも大きな影響を与えるだろう。

▼マーケットの魔術師(2001/8/1)
著者:ジャック·D·シュワッガー2001/8/1

最後におすすめするのが、ジャック·D·シュワッガーが書いたマーケットの魔術師だ。

非常にボリュームのある本だが、投資の資金管理やメンタルについて、事細かに書かれている。

この本の大きな趣旨は、失敗は予測できないこと、成功には粘り強さが必要だということ。

加えて、個人的に印象に残ったのが、ハードワークでないと投資では成功しないということだ。

優れたトレーダーの大部分はワーカーホリックだということは印象に残った。

やはり投資で成功するには努力が必要だ。

ここまでのところでFXを始めるに当たっておすすめの本を紹介した。

しかし本を読むだけではFXで勝つことは出来ないのです…。

本だけ読んでいてもトレードはうまくならない

FXの本を読んでFXの知識を身に着けることは、確かに重要だ。

知識が全くない状態で、勝ってしまっても、それは単なるビギナーズラックでしかない。

しっかりとした裏付けがないと必ず大負けする。

FXの本でしっかり勉強することは非常に重要だ。

しかし本で勉強することは、あくまでFXで勝つための大前提条件。

FXについての知識を増やすために、本で勉強することは非常に重要だ。

本での学習は、FXの基礎を作る上ではもちろん役に立つ。

しかしFXの実践ではなにが起こるか、だれも予想できない。

本だけでFXに勝てると思ったら大間違いだ。

サッカーを例にとってもわかるだろう。

サッカーの本をいくら読んでも、実際にプレーしないとサッカーはうまくならない。

FXも同じだ。

本で得た知識をしっかりアウトプットしなければ上手くいかない。

しかし、FXの本を読んでも、すぐ実践に移るのは怖いと思っているひとは多いはずだ。

そんな時に役に立つのが、デモトレード。

デモトレードとはバーチャルでFXの取引を行うことが出来るサービスだ。

実際のトレードに入る前にデモトレードで練習をすることをオススメする。

本で得た知識が実際にあっているかの確認など、デモトレードはあくまで練習の場なのでいろいろなことを試すべきだ。

デモトレードでいくら負けても問題はない。

少し落ち込むくらいだ。

あくまでバーチャルの世界だ。

本で得た知識の確認の場にデモトレードを有効活用するのだ。

2 COMMENTS

計屋和敏

毎日,毎日,5勝10負で利少損大をして増す。
これからためになる本を紹介して頂きありがとうございます。
頑張り増す。

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